
いつもお問い合わせ・ご入庫ありがとうございます。FKエンジニアリングです。今年も30℃を超える日が増え、夏の訪れをしっかりと感じる季節になってきましたね。



そんな中、連日ご予約をいただいている人気のピットメニュー「エアコンガスクリーニング」を、MINI クーパー(R56)に施工しましたので、その作業レポートをお届けします。







今回はお客様よりミニのエアコンが冷えないので点検をしてほしい!とご依頼で入庫されました。



「エアコンが冷えない」と一口に言っても、その原因はさまざまです。そのため、まずはなぜエアコンが冷えなくなってしまったのかをしっかり点検・診断することから始めます。



エアコンガスはきちんと入っているだろうか・・。コンプレッサーはしっかりと動いているだろうか・・。ベルトは切れてないか・・ぶつぶつぶつ



点検の結果、コンプレッサーは正常に作動しているものの、エアコンガスの量が不足していたことが判明しました。そのため、冷えが悪くなっていた原因はガス不足と判断し、エアコンガスクリーニングの施工をご提案させていただきました。





まずは作業に入る前にエアコンの冷却性能を確認するため、エアコンの吹き出し口に専用のテスターを当てて温度を測定してみました。



その結果、表示された温度は 14.8℃!冷風とは言いがたい、ぬるい風しか出ておらず、明らかに本来の冷却性能が発揮されていない状態でした。









というわけで、最新のエアコンガスクリーニング機器を接続してエアコンガスの回収・クリーニング・補充作業を行っていきます。



この機械、実はとっても優秀なんです!



エアコンガスをしっかり回収してから、真空引きで漏れがないかチェック → クリーニング → ガスを適正量に補充!一連の作業をまるっとこなしてくれる頼れる一台です。







さて、エアコンガスのクリーニング&補充作業もバッチリ完了したところで、仕上げに太陽がジリジリ照りつける炎天下の中でエアコンの効き具合をチェックしてみました。



専用のテスターを吹き出し口に当てて温度を測ってみると……なんと 4.9℃!!思わず「ウソでしょ!?」と言いたくなるほどの冷えっぷりです!



エアコンガスクリーニングをする前の温度は14.8℃でクリーニング後の温度が4.9℃ということは約10℃近く下がったということになります。







こんなふうに数値を並べて比べると、その差は一目瞭然ですね。ここまで冷えると、思わず顔を背けたくなるくらいヒンヤリです٩( ᐖ )و



あわせてエアコンフィルターも同時に交換すればフィルターの詰まりも解消されてさらにエアコンの効きがよくなったりエアコン作動時の異臭も改善できたりするのでエアコンフィルターの同時交換もおすすめです!


ということで、エアコンガスのクリーニングが完了し、冷え具合などの各種チェックもしっかり行ったうえで、今回の作業は無事終了となりました。
自動車のエアコンガスは、走行中の振動や配管・ホースなど部品の経年劣化などによって少しずつ抜けていく性質があるため、定期的なクリーニングや補充といったメンテナンスがとても大切です。
「なんだか最近エアコンの効きがイマイチかも…」
「温度を下げてもあまり冷えない…」
「そういえば、エアコンガスの点検をしばらくしていないな…」



そんなお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談くださいね!٩( ᐖ )و

